文部事務次官、「引責辞任」……文部省はん、儲かりまんなぁ。でも財界もお忘れなく。(+投句感謝)

  文部事務次官、「引責辞任」。
  前の文部事務次官もその前も、文部省は「トラブル」続きだ。
なぜなら文部省はイデオロギー官庁であると同時に儲かる官庁だからだ。意外に文部省が「儲かる」役所だということについてはうっかり見過ごされている。

  以前文部省は自民党と組んで(自民党・財界に尻を叩かれながら)イデオロギー教育を進めながら、同時に日教組対策を行なった。
  文部省は一方で例えば教研集会の会場付近では右翼街宣車を表に立て日教組組合員に対して嫌がらせをし世論に日教組がとんでもないことをしでかしているというイメージを与え平和教育人権教育つぶしをした。

  挙句の果てにはこの10年間では、あの乙武洋匡の「五体不満足」を道徳教育に採り入れ高校などでそれを使って模擬授業研修授業を公開した。そのテーマがは自己実現、障害の克服だ。確かに乙武はあのざまで、自民党の国会議員候補、パラリンピックの「目玉」「偉人」になり損ねたが、文部省が目論んだ国民教化「道徳教育」は教科に入れられ採点対象にされ「成功」している。

   他方で文部省自民党財界は教員の「待遇向上」と図るということをした。アメとムチで日教組の掲げる平和人権教育をつぶしたし「健全な国民」育成という指導要領(イデオロギー)実現過程だ。
ここまでは前史だ。教科書問題/思想統制


  文部省は実は【儲かる話】の巣窟だ(と私は思っている)。文部省の予算の検討をすれば彼らの「文教政策」【儲かる話】の方向性や実態がよく分かる。 

平成30年度文部科学関係予算(案)のポイント


  オリンピック(広くはスポーツ)利権、IT関連導入・研究、原発利権、科学技術利権、京大ips細胞研究、教科書利権、大学利権、医学部利権、アイヌ問題....。


  実に多種多様な【儲かる話】の巣窟だ。【儲かる話】は財界、日本国が儲かる話だけでなく、関与している国会議員、役人、関連団体個人……。


  このような利権【儲け話】の巣では日常的に役人が【儲かる話】が進行してもおかしくない。
  汚職がなぜイケナイか云うと、国会議員の先生や財界資本、マスコミが儲かるのは当たり前。
でも役人が途中でピンハネするのはいかんのだ⁉ ピンハネするから行政官は非難される。刑法の保護法益からすると収賄罪は「官吏の清廉潔白性」とか「公務に対する信頼性」が侵害されるからだという説明がされるが、要するにピンハネしてはいけない【奴】がピンハネするから怒られる(刑罰を科せられる)。


【本丸】が「正当に」儲かる分にはいくら儲けてもいいんだろう。


今日皆さんに報告したかったのは(笑)、文部省が儲かる官庁だと云うことだ。

そして正しくもうけりゃ、ええんやろなぁ。

 続きはまたのお楽しみ。(誰も楽しみにしてくれてる訳じゃないのは知ってるけどね、カエル)

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彼岸花見つめつつ此岸見る   かえる

次の投句がありました。ありがとうございました。(09220425追記して感謝)

彼岸花見つめつつ<彼岸>見る

………だろ、と。(笑)うん、この方がいいなぁ。

何処より何処へ彼岸花われ(ら)に問う(尋ぬ)   かえる
彼岸超え掛け金が外れしなおみ     かえる

かえる還るみよのくに(黄泉国).  かえる

 


 

 

 【オマケ】人事院のサイト

「公務員倫理セミナー」の開催について ― 横浜市で開催 ―

人事院<記者発表資料>      資料1、  2ご参考に。

 

<韓国・北朝鮮首脳会談と平壌共同声明>いよいよ非軍事的解決と終戦宣言から平和協定へ…「キムジョンウン」はキムジョンウンか?

 

 

  文韓国大統領とキム北朝鮮労働党委員長が平壌で共同宣言に署名した。
  両国が非軍事的に紛争を解決しようとしている。これに伴って東アジアの状況が大きく変わる。
  だがこのニュースは日本では取り上げられ方が小さい。2ch掲示板への安倍応援団・ネトサポの諸君の書き込みも相対的に少ないようだ。外務省・財界の諸君の反応は鈍い。日本労働者階級の諸党派・グループの反応も大きいとは云えないと感じるのは私の気のせいだろうか。
嫌なことには目をつぶるという「日本人の性癖」(?)なのであろうか。

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  東アジアは動く。このうごきがどうなるかはまず当事者の意向次第だ。

  日本総資本の観点から長谷川幸洋徐々に現実味を帯びる、韓国・北朝鮮「半島連合」誕生という悪夢(長谷川 幸洋) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)が書いているが彼らにとってはこれは「悪夢」だろう。そして周辺諸国の日本の資本と政府は困惑と混乱錯乱に陥っていることの証明だ。

  韓国北朝鮮の合意は日本労働者階級だけでなく日本人の経営者層・資本家層にとっても一面で好ましいことだろう。だが日本人経営者資本家が自民党総裁選で示されているような憲法改正騒動を争点として争われている時代錯誤を許容している以上、世界史的に重要な意義を持つ韓国北朝鮮首脳会談や共同宣言の意味は感じ取ることはできないだろう。彼らは新しいビジネスチャンスを生かせない。丸々他所に持って行かれる。負担だけ負わされる筈だ。


 私はタダの庶民として、少なくとも朝鮮戦争が終わり非軍事的方向で物事が決められるという状況になる共同宣言の意義を高く評価する。ただこの道はまた容易ではない。なぜなら新しい欲求と闘争紛争が始まるからだ。東西ドイツの事例をみればわかるだろう。そしてこの合意によって新しい核時代、支配の時代に突入するだろう。
  今後どうなるかは民衆の要求次第だ。我々は日米安保条約破棄と東アジアの非核化要求を掲げたたかおう。東アジア善隣友好の政権を作ろうではないか。そして労働分配率の向上を。


それにしても韓国文大統領、キム北朝鮮労働党委員長の外交上手ぶりには舌を巻く。キムジョンウンは既に暗殺され誰かが入れ変わっているのか、彼にはきょうだいがいた。兄は日本のディズニーランドにも来ていたという公安情報がながれていたが……。甘い公安。というより資本政府は自分に都合のいい情報しか入れないのだろう。残念な人々であろう。


 

japanese.yonhapnews.co.kr

japanese.yonhapnews.co.kr

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撮影は筆者

pikoameds.hatenablog.com

 

「陸上 自衛隊 高等 工科 学校 辞めたい」というキーワードでGoogle検索した君へ

  最近上記タイトルの検索ワードを入れてわたくしのブログに辿り着いた方へ一言書いておく。

  これがツリなのか、真剣に考えているのか、不明だ。相手にしていいのかわからん。奴らの謀略ということは充分考えうる。推理詮索しても始まらん。なぜならわからんから。

  真剣に考えて悩んでいるならわたくしのこの記事は君の動向をバラす事になりマズイかもしれん。それも考慮した上で書いておく。已むを得ん。

 

  もし君が辞めたいと真剣に考えて悩んでいるなら、辞めとけ。以上。

  隊員のいまも未来についての実体も君の方が知ってるだろう、今も未来も。だから悩むんだろう。これから防衛大学校に行き、空自でも行って将官になって退官退職したら『軍事研究』辺りに「論文」書いて⚪︎⚪︎研究辺りや重工の犬になるのも良かろうが。ブログ「⚪︎⚪︎近郊から」辺りじゃ、褒めてくれるぜ。他でも同じだ。陸自で国際安保に関与してシナイ半島に行くか?本省や外務省で検討中だ。官邸はゴーだろう。財界は?多分賛成だろう。キミの行き先が海自ならどうする。まあ朝鮮半島辺り出撃しとけ。あとは掃海艇だなぁ。米艦空母の護衛だな。

  まぁ、辞めとけ。俺の答えは簡単だ。人生色々だ。熊本の某君、辞めたけどな。まあ君の人生だ(^.^)。

 🌌🌠

http://www.google.com/search?q=%陸上 自衛隊 高等 工科 学校 辞めたい

下記関連記事見られたい。

09200350

 

(追記)

羊をめぐる冒険』,アイヌ で検索されたい。

それと全く別件が「細民」、「特殊部落民」(島崎藤村『破戒』)について。

もう一つ。マスコミや自己紹介では特に幹部自衛隊員を「自衛官」というが自衛隊では全員「自衛隊員」(自衛隊法第二条5項)。自衛隊法

 

「米国から〈見捨てられる〉」ことが一番怖い三浦瑠麗

三浦瑠麗の書評を評す。

三浦瑠麗は「日本平和思想」は「米国から〈見捨てられ(る)懸念〉を考えない」から不当だと言う。

讀賣新聞(9月16日(日)書評欄に三浦瑠麗の書評が掲載されていた。書評対象は『自主独立とは何か』(細谷雄一、新潮選書、前後編2冊)。

細谷雄一(慶應大学法学部教授、1971年生)の論稿は讀賣新聞日曜日の紙面でもよく見受ける。讀賣常連で日米安保条約積極肯定派。

三浦はその細谷の新著を通して自己の志向・立場を語っている。

 

三浦が言うには「日本平和思想」が不当なのは、アメリカから「『見捨てられ(る)』ことに対する「懸念」危険に全く関心を払わなかったからだという。

三浦瑠麗は言う。

憲法9条を受け入れた日本政府の政治判断は、天皇制と独立を維持するための苦渋の決断だったことが知られている(注1)。ソ連と中国、オセアニア諸国が日本に対[して]厳しい立場をとり戦後処理のプロセスに影響を与えようとする中で、言ってみれば(注2)日本の指導陣はアメリカを『選んだ』ともいえる(注3)。」((注)はブログ筆者、注は下方に記載あり。)

「そしてすべての複雑な論点が、対米従属か反米かという物差しで乱暴に整理され」「自己中心的な物の見方、視野狭窄」だという。

「いま、日本は激動する国際環境のなかでふたたび吉田茂的な政治家が求められている。」そして「自立的な思考のできる人間こそが吉田の思想の真の後継者なのである。」と三浦は結んでいる。

 

三浦は日本がアメリカから見捨てられることが最も恐ろしいことだと表明している。そして戦後政治指導部隊(自民党・財界)が日本がアメリカから見捨てられない様に行動したことを賞賛し今後もその路線を貫く様に推奨している。そしてこの様な三浦は総理官邸が主導している『安保懇』に参加している。

「安全保障と防衛力に関する懇談会」(第1回会合)議事要旨/

相変わらずの米国中心主義、拝跪だ。

 

なお讀賣新聞(9月18日)は中国が一層大きくなる(覇権)という状況にあるという記事を二面見開きぶち抜きで書いている。そして讀賣新聞一面は「シリコンバレー投資異変」という記事でトランプ政権のせいで中国からの投資が減りシリコンバレーが上手く行かず困っているいう「悩み」を報告している。

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これらが現在の実相だ。

 

三浦瑠麗「米国からの〈見捨てられ懸念〉を考えない日本平和思想」

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見捨てないで〜。
 ……………

(注1)ああ、瑠麗たん、「知られている」…誰に。ここ、受動態にする〜?

(注2)(注3)「言ってみれば」だと!…当に米帝を選んだの‼️国粋主義天皇はんも飴ちゃんを「選んだ」んやん。「民衆」の半分くらいもね。それが食う道と思ってね。

こんな注つけてもシャーないか。

 

 

『君はどこにでも行ける 』(堀江貴文・徳間書店 ) イデオロギー装置としてのホリエモン

本書は、2013年頃徳間書店の雑誌に連載された堀江貴文のエッセイを大幅に変更、書き下ろしを加え、再構成し、2016年書籍として纏めたもの。少し古いが、日本の現状、アジアの発展、世界はどうなっているか、…に関して堀江貴文の報告。


本書の中身は どう儲けるか、そこに若者をどう参加させるか?というもの。

君たちは自由だ、どこでも行ける、なんでもできる、と若い人に呼びかけている。


⑴ アジアにはカネが集まる。香港、シンガポール、…中国、韓国、台湾、タイ、ベトナムバングラデシュ、インド、インドネシア

⑵ 成熟した欧米と示唆にとむ観光立国政策
   アメリカ、スペイン、オーストリアデンマークイスラエル、チリ・ペルー

⑶ そうは言っても東京は世界最高レベルの都市である。…ある種の「ニッポン」讃歌。
⑷ 国境ボーダーは君の中にある。僕たちに行けない場所は無い。…ニッポンはいい、キミたち若者は     自由だ
ヤマザキマリ堀江貴文の対談
     ニートでも十分に楽しく生きるっていける、内向きに閉じていくと超新星爆発が起こる終わり。
     そこで若いヤツら30前の連中がカネを集め自由に投資投機し、生きる姿を描く。

 

ホリエモンは面白くアジア世界のカネの動きを総資本から見て示す。

ただ2013年から 『ENTAME』徳間書店 に連載エッセイに書下ろしを加えて大幅、再構成したものだから、相当徳間書店編集部も手により総資本も意向が入れられ、ホリエモンはタダのアイコンじゃないかと思う。

総資本は「彼らから見た世界」が〈そういう〉状況になっているということを堀江を通して知らせている。と言える。国家独占資本・大企業の広告塔=堀江。

ホリエモンニッポン放送フジテレビ買収M&Aを仕掛けたり従来のエスタブリッシュメントに反発再編する「旗手」として登場。

しかし堀江はライブドア事件証取法違反を起こし刑務所に囚人として懲役を食わされた。

いまは総資本の意向に反することもない。もしちょっとオーバーランしそうだと、タタク。
男と手つなぎデート…調子に乗るとタタキが入る…(フライデー)、とやられる。


堀江と橋下徹と交代で宣伝をやってる。現代ニッポンで必要なイデオロギー宣伝。イデオロギー装置の構成要素としての堀江、橋下徹橋下徹、おま云う! 〜高校野球の選手は「兵士」

 

相変わらず図書館本。返却日は今日で私の後に予約が入っているので今日ザッと見てコメント雑記を書き返却。このような本が良く読まれている。はたしてみんなは「君はどこにでも行ける」というホリエモンの本を読んで何を思うのか?

『共産党、政党助成金を活かし飛躍を 』 (村岡到・ロゴス社刊)   に関連して

状況は変わる。日露関係、日中関係、東アジア情勢の変化が出てきている。
集団的自衛権反対の立場を取った人たちはどこにいるのか。声は聞こえない。
この時期に主体の変化が必要だ。そこで今日は『共産党政党助成金を活かし飛躍を 』という本を取り上げる。

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『共産党、政党助成金を活かし飛躍を』村岡到 著 ロゴス


8月22日の『毎日新聞』一面最下段の「本」の広告欄で面白い本を見つけた。
共産党政党助成金を活かし飛躍を 』 (村岡到著・ロゴス社刊)という本だ。
外出先に置いてあった『毎日新聞』を偶々手に取りそこでその広告を見て本書の存在を初めて知った。未だこの本を手にしていない。


従って予めお断りしておくが、以下の小文は【『共産党政党助成金を活かし飛躍を 』 村岡到】の本の内容の、書評感想ではない。本書【タイトル】に関連する雑感に過ぎない。現時点で私はこの本のタイトル、広告文とロゴス社の村岡の新著の「まえがき」を読んだに過ぎない。後日、同書を読んだ後で紹介とコメントを(私に能力があれば)どこかにきちんと書こうと思うが多分能力がないから書けないだろう。それにも拘らず本書の未読の段階で小文を載せる趣旨は本書はタイトルだけからみても重要だろうと思われるし自分の現段階の考えと村岡到の考えがごちゃ混ぜになって区別がつかなくなるのを防ぎ現時点での私の感想を事前にまとめておくという点にある。そして著者村岡到の他のリーフレットや本その他活動を多少知っている本ブログの筆者としては、この本のタイトルを今日のブログのタイトルにして論争が起こることを期待しておく。


日本共産党政党助成金を受け取っていない。その理由は共産党自身が語っている。そして共産党執行部はそれを誇りに思っている。詳細は調べられたい。
その日本共産党に対して村岡は本書で〈「共産党政党助成金を」(受領しそれを)「活かし飛躍を」せよ(したらどうだろう)〉と日本共産党に対して呼び掛けている。

 


日本共産党が「政党助成金を権利として受領すべきだ」という主張は重要だと思う。(但し村岡が「権利」として受領せよ、と云っているのか否かは前述の理由で本書を手にしてない時点で私は知らない。(拙文公開時点でも知らない。))
しかし共産党は日本の国法上、政党助成金を権利として受領できる。つまり共産党政党助成金の受領権がある。だが共産党は自身の考えでその受領を拒否している。


問題は二点ある。
政党助成金制度が日本国憲法上合憲か、
⑵合憲だとしてそれは共産主義運動、共産主義者の「権利」行使として政治的に正当か。勤労者、被支配的な日本国民、さらに先進的民主主義の利益に合致するか、
である。

 


⑴まず政党助成金制度そのもの合憲性についてだが、この制度につき共産党憲法19条の思想信条の自由を侵害すると主張している。①国家が政党(思想信条の団体)に政党助成金の交付により政治資金を交付し財政的支援を行うことは他党派党員支持者(有権者)からすれば自分の思想信条に反する政党に対して国家資金の援助がなされるものでその資金交付を受ける政党を国家が有利に扱うものでそれは個人の思想を侵害する、②他方国家が資金援助することで政党に介入することになるという論理だろう。
はたしてそうだろうか。憲法89条で出てくる論点と類似の問題がある。本質的に違うのは政党の憲法上の位置づけだ。まず日本国憲法上の政党の位置づけを検討する必要がある。政党は元々私的任意団体だと考えられる。その私的任意団体が国家という大結社(非任意団体)の意思決定に参与する点に政治過程での特徴がある必要があると思われる。近代の常識的原理からは個人は国家という非任意団体から逃れることはできない。個人的には逃げ出したくても法的にはできない。法的にはこの状況で政党を考えざるを得ない(尤も私のような夢想的な人間は国家が存在しない社会を考え夢想するのだが。(余談だ))。国家を前提とせざるを得ない状況で政党を検討すると、徹底的に個人中心の憲法論を構築するなら政党は個人主義の原理に反するから政治過程に出てくること自体がおかしく不当で政党は政治過程の中に存在すべきでないと考えることは可能だろう。とすると政党は議会の外では憲法21条の結社の自由の下で存在活動し院内団体としては事実上の存在だということになる。日本共産党はこの見解に立つのだろうか。そうでなければどのような政党論に立つのだろうか。
私は個人的には日本国憲法21条1項から政党(私的任意団体)としての結成活動が保障され、かつその存在活動が議会制(41条以下)を支える重要な機能を持っていると考えるのが妥当だと思う。ゆえに現行憲法の下で政党助成金制度は合憲であると考える。その上で制度論としてどういう選挙制度を構築するかが問題で現行の小選挙区制度自体が憲法が予定したものか検討する必要があると思われる。結論先取りだが、国会の広範な裁量をみとめる現行憲法からは小選挙区制度自体が違憲だと云うことは難しいと考える。
これらの憲法上の論点はもっと論証を要する。なぜなら私人の集団である政党(私的結社)が国家という大結社にどう関与するのかという検討が必要だからだ。現行日本国憲法の下で政党に関する明文がない以上丁寧な検討が必要だ。今の私の能力では困難だ。


⑵次に問題は日本共産党政党助成金の申請をして政党助成金を「権利」として受領することの政治的社会的意味だ。
もし政党助成金を受領するとなると、これは日本共産党の今までの主張と180度違う。日本共産党は戦前の天皇制・治安維持法それ以前の法律により徹底的に弾圧され党員支持者は生命人生そのものを破壊されてきた。徳田球一志賀義雄宮本顕治らの名前を象徴的に挙げるまでもなく予防拘禁所や刑務所で天皇制護持=反共主義大東亜戦争遂行政策のため拘束され殺された人たちを数え上げることはできないことを私たちは知っている。そして日本共産党は戦後も支配層の弾圧にさらされた。だから政治資金援助ごときで国家に介入されたくないと共産党(員)が直感的に感じるのは当然だろう。独占資本の政府自民党とそれがコントロールする国家が甘くないというのは当然だろう。それにカネという「実利」を取る為に今までの主張を変えたと評価され別の総攻撃を受けるだろう。
また日本共産党コミンテルン支部として作られ世界共産主義運動の担い手として存在していた戦前の歴史や戦後一時期の歴史から考えてもその思考様式から離れることは簡単でないだろう。しかし綱領ではもはやプロレタリア国際主義とマルクスレーニン主義の旗を放棄してしまい、プロレタリアート独裁とういう移行過程を採るという文言や活動実体はないだろう。現時点でもうとっくに社会主義ソ連邦(ソ同盟)は欺瞞擬制でも存在しない。中国は覇権的道を選ぼうとしていると云っても言い過ぎでないだろう。このなかでいっそのこと日本共産党は自らの手で、日本政治の中に【完全にビルトイン】されるのはどうだろう。今までの「マルクス主義」の理解と実践から労働者階級に属する個人の擁護を徹底する党派、最終的に現行憲法体制を発展させる道に替わるという道もある。そのためには共産党が個人(indevisual)という概念を採り入れ権力というモノを考えるのが今また必要かもしれない。労働者階級の個人の自立自律の道を徹底する。


「左翼」が、というより人間が、資本主義システムを終了させ新しい未来、人間と人間の間で労働力の「搾取」という野蛮な関係性を終わらせる未来こそ、目指すべきことであり、現在の帝国主義とその運営者の非道を憤り憎むあまりブルジョア階級の独裁を憎むあまりプロレタリアート独裁を対置するのは(もちろん現在日本共産党プロレタリアート独裁を採用していないが)凶暴・傲慢に対して対置すべきものが違っているように思われる。狂暴には人類の愛を対置しよう。そして最後に各個人が「本願ぼこり(誇り)」(愚禿親鸞)にならないことを願う。ここで取り上げた本の著者は当然だし自分はもっとだと願っている、願われていると信ずる。

 

劫初より つくりいとなむ 殿堂に われも黄金の 釘一つ打つ 与謝野晶子 歌一首

お手紙ありがとう。既にお返事いたしましたが、ここに浄書して再掲します。小西誠関連です。

まず「週刊かけはし」というのは第四インターという、いわゆる新左翼の党派が出しているものです。ですからあなたが奈良9条の会などに入っておられ共産党系の党派大衆団体の方とお付き合いされているなら、そのセクト反日共産党と言われ厄介なことになるでしょう。ご注意下さい。なお私は今も以前も第四インターとは関係ありません。ただ小西誠さんの紹介をしたかったのでこれを取り上げました。またいわゆる共産党系の人たちは小西誠自身に好意を持っていませんのでご留意下さい。小西のことを彼らに言うと小西は反共、撹乱分子だと言われると思います。この点もご留意気をつけてください。

地震、ここは大丈夫。蛙のヒミツ基地に住んでますから(笑)。御心配ありがとうございます。

さてあなたはわたくしにこうお尋ねでした。

憲法、特に13条について書いておられますが、私ら憲法にまもられてない、憲法の理念が通用しない世界に生きてますよね。 お辛くありません?書いてもムダと思いませんか?自分用メモ、現実とのズレに気が狂いそうになったりしません?」

はい、わたくしは日本国憲法十三条第九条に関連して描いております。自己が起立して生きたいから書いておる。わたくしは初老鬱です。でもわたくしはいまを生きています。安心(あんじん)して今を、いま生きています。日々を過ごしています。現実とのズレ、あなたがもしお若いなら職場学校とのズレ、近所の人たちとのズレ、気持ち悪いだけでしょう。引きこもりになるのが普通でしょう。引きこもらずおられるこころ持ちがわたくしには不思議なくらい。わたくしにはそうです。狂人になるのが普通。だからある意味これは狂人日記です。同時に自分は突破者でもあると思っています。そうありたいと思います。みんなが突破者、突破すればいい。前衛党とやらが先頭に立っていることはない。独占資本が支配する地を一人、突破すればいい。無駄かどうかは自分で決める。また「世界」が決めること。 お答えになってないかもしれない。だがこれが田舎がえるの正体だ。田舎かえる突破者。与謝野晶子の一首、愛唱す。

 

劫初より つくりいとなむ 殿堂に われも黄金の 釘一つ打つ 与謝野晶子

 

そしても最後にもう一言言うなら、あなたは「わたしら憲法に守られてない」と言われるが、憲法っちゅうもんはね、勝手に守ってくれるもんじゃないのだよ!わたくしたちはもともと、理論的ににも実践的にも歴史的ににも憲法に守られるのではありません!わたくしたちは為政者支配層特権者に憲法を守らせるのです。わたくしたちが憲法を彼ら特権に押し付けるものだ。たたかいです。彼らが容易に守るなんて想像できません。ナイーブに生きてはいけない。ヒトというのはやっかいな奴らです。

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かえる、かえるを写す。本年5月。