《靖国神社での政治ショー》韓国人による「靖国神社爆破」事件の損得。

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韓国サイドTV

韓国人全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(元韓国空軍所属)が靖国神社のトイレを「爆破」した容疑で警察庁公安部に逮捕された。
この事件については、既に、この容疑者が逮捕される前に(12月3日午前2時過ぎ)、私の「感想」を書き留めてある。参照頂ければ幸いです。

私の「感想」としては再度結論から言えば、①「犯人は韓国政府の工作員」。②「日本政府(日本公安当局)はこの韓国人が靖国のトイレを爆破することをわかっていながら、そのまま泳がせ爆破さた」。

この診立てを裏付ける証拠は、全くない。今後もオモテに出てこないだろう。

ただ、誰が「実行犯の後ろにいるか」探っても出てこないだろうから、「政治ショー」としてこれを見ると、面白い。
日韓の国家間の問題は、このまえの「日韓首脳会談」でとりあえず一応無風。その中で韓国、日本それぞれの国民の関心を再度、集めるのには、この「爆破」事件は手っ取り早い。それぞれの国民が、相手方国民を憎み、恨み、騒ぐネタとしては、ちょうどいい。

韓国サイド(特に韓国右翼サイド)からは、日本国家=靖国従軍慰安婦を連想させるネタとして、非常に良い具合だ。ことを起こし日本憎しを煽り自国の問題を隠すには、いい話題だ。
現時点で、容疑者が自首→自白→一転否認に転じ、さらに、「日本のメディアが容疑者の顔を晒している(韓国人だから)」という、韓国国家主義を主張する機会を得た。韓国の反日機運を韓国国民に再確認させる機会だろう。

他方、日本=公安(右翼)サイドとしては、どんなメリットがあるか?
①韓国(韓国人)が、また、変なことをやった、しかも、靖国だ、こんなイメージを作れる。
反韓国機運を煽れる、呆れさせる機会としては、これも、好機だろう。

②公安の活躍ぶりを見せられる。最初、日本「過激派」かと見せてすぐ、方向転換。韓国人が、実行犯か、と流す。しかも公安部は初めから、掴んでいたかの様なニュースをあちこちで流す。

③「国際テロ情報ユニット」の〈初仕事〉。
大した「お仕事」ではないから、小手調としては、やりやすい。しかも、ユニットの責任者(警察庁出身)の足元で仕事は、やりやすい。多分。

④水際作戦発動=出入国管理の訓練=「事前旅客情報システム」。
実践ができたし、国民の前に示すことができた。

官邸HPより引用
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「事前旅客情報システム」(APIS)は海外から国内に入国する航空機に搭乗した旅客の氏名、国籍、生年月日などを記した名簿を航空会社が提供するシステム。

提供された名簿は税関当局と入国管理局が閲覧することができる。
入国拒否事由に該当するとして登録した人物リストと自動照合される。

平成17年に運用開始。
18年からは入管難民法の改正を受けて全航空会社から提供を受けている。

警察当局は、不審者情報を入管当局などを通じてリストに登録し、動向把握に活用。

17年の1年間で、指名手配されていた日本人11人と外国人6人が逮捕されるなどしているという。



玄界灘を挟んで、両サイドの国家主義者が盛り上がりすぎるのは危険すぎる。日本の国内的には、盛り上がりが少ない。この盛り上がりの少なさが、良い具合になっている。「反韓国」は押さえられている。それでいて、韓国に対する一定の軽蔑感が、ジワジワくる。特に産経新聞は抑制ぎみのように思える。

日韓二つの政府の為政者においては、これは悪くない、と思うのは、穿ちすぎか。
テロ対応の訓練はできるし、国民に政府の方針は示すことができる。排外気分は適度にだせる。

しかし、日韓二つの国民の友情と協力を 願う者としては、日韓二つの政府の動向をしっかりみたいです。

なお、爆発物は、日本でつくられたものではない(読売新聞12月11日)。
今のところ爆発物取締罰則は、適用「できない」模様です。
(12月12日午前1時45分)