ロシアスパイ事件(陸自、情報漏えい事件)に関与した富士学校長渡部博幸陸将、女性3佐、男性1尉は「戒告」処分、渡部は依願退職。(12月22日)


ロシアスパイ事件での自衛隊内部の処分が明らかになった。

本件は、泉一成・元東部方面総監が退職後、部内の「教範」といわれるテキストをロシア武官に対し譲渡し情報漏洩行為を行ない、この行為が自衛隊守秘義務(自衛隊法59条)違反に問われた。他の自衛隊員は泉から依頼を受け教範を手に入れ本来部外に持ち出しが禁じられているにもかかわらず、泉に渡したというもので、同幇助に当たる。しかし、自衛隊関係者全員が起訴猶予処分とされた。

以上の刑事処分が決まったのに伴い、自衛隊内部の処分がなされた。
⑴泉の守秘義務違反は、退職後の行為であるので自衛隊は内部の処分は原則的にできない。
⑵前富士学校渡部博幸陸将については、陸上自衛隊は、22日付で戒告の懲戒処分にした。なお渡部は22日付で依願退職した。
⑶他の関与者のうち、一人は第12旅団司令部1尉(男性)。他の一人は「小平学校」の女性3佐。いずれも40歳代。
(この項、毎日新聞【町田徳丈】記者による記事のまとめ)


⑴ここで興味深いのは、処分対象になった女性自衛官のことです。
①女性自衛官は3佐で第12旅団司令部の男性(1尉)より上。彼女は防大出なのか?(公表情報からは不明)
②「小平学校」というのは、おそらく、業務学校のことでしょう。

⑵第12旅団司令部は何処でなにをしているのか?

⑶つぎに、渡部の依願退職に関して、定年退職と比べると、退職金はどの程度減額されるのか。戒告処分を受けた直後だとどうなるか、です。

⑴女性自衛官について。
①1992年(40期)から女性も防大に入れるようになりました。今から23年前です。したがって、その時防大に入った人は、多分、今41歳です。(防大に18歳で入学するとして)
本件に関与した女性自衛官防大出の方か、私は知りません。しかし、この方は、40歳代とあるので、防大出の可能性はあります。しかも、現在3佐といえば、順調に出世しているように思います。
自衛隊も女性が勤務できる職場になったんだと思います。
防大に初めて女性が入った時は、訓練はもちろん、入浴、トイレ、就寝、部屋の割り当てなど軍の本来の機能のほか生活上も大きな課題があったと思いますが、とりあえず、クリアーしてきたのだろうと思います。
その後どのような経歴でポストを得てきたのか、指揮官としてどのように訓練を受けてきたのか、今の任務は。今後の任務は何か?。今後、日本国が米軍とともに軍事行動をとり、武力を行使する。武力衝突に至る。その時女性はどうするか?後悔はないのか?、女性故の悩みとかないのか? 結婚とかどうしたのか。生理の日とか普通か?頭痛とかは?   訓練、特に銃器の扱いとかはどうしたか?
とても興味深いものがあります。

②つぎに「小平学校」のこと。
「小平学校」というのは、既に述べたように東京都小平市陸上自衛隊小平駐屯地にある『業務学校』のことだと思います。この点について、どの新聞も(折角これを報じた「毎日新聞」も含めて)まったく書いていません。
取材力が衰えていると思います。自衛隊関係者から取材するなら、興味深いことがわかるかもしれません。あるいは、毎日新聞がどんなに「日本右派」から非難される新聞でも、結局は、「国家」のために、自衛隊の重要な「秘密」については立ち入らない、立ち入るべきでない、と考えているのか?
ただ、町田徳丈記者はギリギリの情報を提供しておられます。この記事でも前の本件関係の記事においてもです。ですから、ここから先は、私が考えてた話を書きます。

)まず、小平学校の概要。
『小平学校』とは、
自衛隊の任務遂行の基礎となる情報・警務・会計・語学・人事・システム等の実務全般にわたる幅広い教育を担任する陸上自衛隊唯一の教育機関であり、海空自衛隊も含めた自衛隊員にとっての「実学の府」です。

自衛隊には内部で交通事故、窃盗、横領、迫撃砲の爆破などの業務上過失致死傷などが起きたとき、犯罪を捜査する機関(警務隊)があります。その捜査の仕方つもり司法警察のやり方、刑訴法の教育などをします。

情報は、戦前の「中野学校」と表向き切れているべきですが、情報収集分析のプロを育てる所です。

語学は日米共同行動でどうしても必要ですから、教育しています。
(戦前、英語は「敵性語」といわれても軍内部では、やってました。「実利」にかないます。)

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(以上:陸上自衛隊小平学校Hpより)

以上は「公開文書」です。