【北朝鮮核実験問題】東アジア情勢の《安定化》は、中国の対応次第か?米国中心の包囲網を破るには?

北朝鮮の核実験は、既に去年から想定されていた。

米国支配層は当然のこと、韓国・日本は北朝鮮の核実験とその後の軍事的展開、東アジアでの支配権確保めぐる争いは、当然想定の範囲内
そのためにいわゆる安全保障法制で日本自衛隊の「抑止力」強化、産経新聞記者事件の解決、韓国憲法裁判所での個人賠償請求権の否定、いわゆる従軍慰安婦問題の一応の解決、ということが続いた。対北朝鮮を見据えて、アメリカを中心とする資本主義の強国同盟は、それぞれの国の権益を確保増大しつつ、かつ、グローバル資本主義の強化連帯を図っていたし、今回の事態もその流れの一環である(その流れの一環に過ぎない。)。

そういう観点から東アジア情勢を見ていくと、基本的にはグローバル資本主義の劣化を防ぎ、TPP (いわゆる 自由貿易圏)を太平洋、オーストラリア、東南アジアに確保、拡大、強化が出てくる。

その状況中での北朝鮮の核実験の実施はグローバル資本主義、その環の中にあるアメリカ、日本、ECにとって好都合だ。ある意味、アメリカや日本の支配層は、いわゆる《北朝鮮の暴発》なるものを期待していたとさえ言っていいだろう。(防衛の口実をつけやすい。)

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他方、中国はどうか?
中国も厳しい局面にさらされている。
率直に言って、いまの中国について私は、「人民共和国」と思っていない。人権大国からほど遠い。
民族主義が行き過ぎている。覇権を取る、つまり、資本主義的支配圏の形成に努めてる国と考えている。
だから、「中国が困る」と言っても、あまり同情できない。
しかし、GDP第2位の大国で、東南アジア諸国にも華僑などを通して強い影響を持ち、アメリカでも華僑が強い影響を持っていると考えている。
その覇権的中国の出方次第では、結局、民衆の生き、産まれする《場》を奪い、悲しみをもたらすだけだ。
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このような国際情勢のもとで、「われわれ」は、国内的にも一層苦境に立たされるのは、間違いない。

SEALSなど運動では、結局、米国支配層や日本支配層の戦略、つまり資本主義の強化、そのための軍事的支配に対抗できないだろう。たとえば、もともと安保法制に対する反対では、いまの日本資本主義支配層の生き延び戦略に対抗できない。なぜなら本丸をついてないからだ。労働関係の中で排除されている人びとを守る、あるいは、たとえば、「ニート」という言葉で、そもそも、労働関係に入ることさえ拒否され続けている人びと(当然、自分も‼︎)、の人間回復を目指す思想、運動が求められる。

まず、私に考えられるのは、北朝鮮の核実験中止、反省、核拡散防止条約のレベルに戻すこと。
つぎに、米国支配をやめさせ、《北朝鮮崩壊作戦》をさせない、ことが当面必要か。《北朝鮮崩壊作戦》が始まれば、当然軍事的攻勢が明確に始まるはずだ。

そのを防止するには、北朝鮮指導部自身が国内の民生を考えるか、それを考えさせるために、日本にいる北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のシンパ、共和国のヒトだが………。大局に立てるか。

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米国支配層は右手から左手に向けて動いて支配したい、という欲求をモロ出し。
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日本支配層の考えは、このブログ1月7日付けを参考にしてください。
西村氏(日本戦略研究所)が書いています。その中に、《北朝鮮崩壊作戦》のシナリオは、あります。

微妙なのは、《北朝鮮崩壊作戦》でなく、西村氏(日本支配層)は
 《金正恩体制崩壊までの道筋をつけるべきであろう。 》と言っていること。‼️⁉️
日本支配層にとって北朝鮮崩壊は困るのか?





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