《教科書謝礼問題》今度は三省堂がやり玉にあげられた‼️(1月21日(木)読売新聞)

読売新聞が、いわゆる教科書謝礼問題について取りあげている(1月21日一面)。
今度はまた、三省堂が槍玉にあげられた。
そして、前は、読売新聞の見出しは、「教科書謝礼問題」だったものが、「教科書問題」に格上げだ。

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この問題は、何回も言うが、不公平な営業活動の問題じゃない。
教科書選定に関わった校長らの賄賂収受の問題でもない。
これは、思想統制の問題だ。

このことを見落とすとこれから大変なことになる。
既に何回も言っているので、このブログを見てくださった方には呆れられるだろう。しかし何回も言わなければならない。今はそういう時期だと思う。

前は例えば、小林よしのり氏を使って、反中国、反韓国、自国中心の考えを行きわたらせようとした。大騒ぎで。そして、教科書を叩いた。
その目論見は、「従軍慰安婦問題」の処理、安保法などを通して一応、成功した(ように見える)。

いま、権力が、「静かに」思想統制を図っている時期です。

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そもそも三省堂家永三郎氏の「日本史教科書」を出版した会社。
その家永三郎氏は自分の書いた【日本史】の教科書が文部省の検定で、非常に多く修正させられ、表現、教育に国家干渉されたことを裁判で明らかにしてきた。

国家主義歴史観従軍慰安婦日本帝国主義の侵略的行動、軍部の独善・独走、財閥の利潤追求、戦前の政党の堕落という問題を隠そうとする人たち、文部省官僚、自民党の人たち………、
財界の人たち……にとっては、家永三郎氏や三省堂は、攻撃、怒りの対象だ。

そしてせっかく「従軍慰安婦問題」について「朝日新聞」をやっつけたのだから、今度は、この教科書についても、統制をかける。

その手法として、日本右派のお好みの教科書は出来上がっている、しかしその教科書はうまく採択されない。しかも平成27年から道徳教育の教科書配布される‼️

自分たちの望む教科書が、子供の手に「渡る」必要がある。

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「国家こそが重要で個人を押しのける教育」、「上級国民こそがこの国を支えているのだから、上級国民こそを尊敬しろ」、という思想、教育の実現。
「新しい民」「新しい国民」による憲法改正を実現。
これらを貫徹するためには、いまの教科書流通制度ではダメ‼️
国家統制をして、しかも、《見えざる統制》により、教育内容にコントロールを加える。
これが、日本支配層の狙い。
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教科書流通、採択方法に国がクチバシを入れ、現場、無視。
そして、思う通りの教科書採択。
この現実は進んでいく。


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(以下読売新聞1/21)
教科書問題 三省堂に変更6地区 校長ら 謝礼後に選定関与

 教科書を発行する「三省堂」(東京)の謝礼問題で、謝礼を受け取った校長ら6人が関与した2011年度の大阪市岡山市など6地区の教科書選定(採択)では、中学の英語教科書が他社から三省堂に切り替わっていたことが、文部科学省の調査や読売新聞の取材でわかった。6地区の教育委員会はいずれも「選定への影響はなかった」と説明しているが、一部の教委は「疑念を抱かせかねない事案」として、さらに調査を行うという。

 教科書選定は自治体や近隣地区ごとに行われており、他社から三省堂に切り替わったのは、群馬県高崎市安中市地区、千葉県市川市浦安市地区、三重県四日市市など1市3町の地区、大阪市内の8地区のうち1地区、岡山市、福岡県糸島市の計6地区。11年度の選定の結果、翌12年度から使用される中学校の英語教科書が、それまで使われていた他社の教科書から三省堂に変更された。この6地区の校長ら6人は、教科書の内容を調べ、報告書を作成する「調査員」などとして選定にかかわっていた。

 三省堂は09~14年に計7回の「編集会議」を開き、検定途中の教科書を校長ら53人に見せ、意見を聞いた謝礼として各5万円を支払った。このうち21人はその後、「調査員」などとして教科書選定に関与していたことが判明し、文科省が選定への影響について調査していた。残る32人は選定に関わっていなかった。

 大阪市では11年度、三省堂の編集会議に出席した中学校長が市内全8地区の英語の教科書選定に関与した。選定の結果、このうち1地区で他社から三省堂への切り替えが行われた。市教委は「複数の調査員の意見を踏まえて教科書を選んでおり、影響はなかったと考える」とする一方、「疑念を抱かせかねない事案であり、引き続き調査する」としている。(終わり)

👉《追記》3/7記…下記👇の私のページも参照してください。

👉 (参照)東京都教育庁による校長の処分記録(《今回の教科書営業行き過ぎ問題》関連)
東京都教育庁「教職員の服務規律違反について」「事故だそうです‼️」👇






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