〈稲田朋美防衛大臣・記者会見〉防衛省記者クラブの記者に質問して欲しいことがある。【+コメント欄】

稲田朋美氏が防衛大臣に任命されて記者会見が3回行われた。

8/3官邸にて〜この中に政府TVのアドレスがあり、そこから稲田朋美防衛大臣の記者会見の模様が視聴できるので参照されたい。


以下2つは防衛省記者会見の公式記録だ。

8/4http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2016/08/04a.pdf(防衛省内)

8/5http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2016/08/05.pdf(防衛省内)

私自身、これらを興味深く見た。

 

 

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週刊・矢臼別通信

稲田朋美防衛大臣に任命されたことで、「防衛大臣記者会見」が俄然注目されている。防衛大臣の記者会見がこのように注目されること自体は、とりあえず「いいこと」だと申し上げておこう。

稲田朋美が『防衛大臣』になるであろうことは、安倍が『首相』になったときから想定されていた。私がこのブログを始めた理由の一つは、稲田が『防衛大臣』になるであろうということを想定し、その危険性について予め書いておきたいと考えた点にあった。

安倍首相は日本支配層の政治的代表者だ。その日本支配層の代表者が一定の明確な『志向』(思想と言えるほどのものではない)を持つ稲田を防衛大臣に任命するということは、日本支配層が「日本社会」・「日本国家」を《一定の方向》に進めるという政治的メッセージを出したということだ。したがって《稲田防衛大臣》という選択で日本支配層が日本国民、就中、日本人民に向けてどういうメッセージを発しているのか、また、世界に向けてどういう軍事的・政治的メッセージを示そうとしているのか、という観点から考えておく必要がある。

さて、7月下旬に公表された今年の『防衛白書』では、日米軍事同盟の意味を強調し、いわゆる『安保法制』の下での「集団自衛権」行使の重要性を述べている。また中国の脅威・北朝鮮の軍事的動向に注目を集めさせている。北朝鮮のいわゆるミサイル発射「問題」もある。彼らはまた、その文脈で沖縄の基地『問題』も取り上げている。さらに防衛装備庁が軍産複合体(三菱重工業、石川島播磨、川崎重工)さらに、米国ボーイング社などとの関係も述べている。

去年いわゆる『安保法制』が国会で審議可決され、今年の3月から施行されている。この法整備は災害救助も含め日本自衛隊(軍事部隊)が行動できる範囲を拡大したものだ。このことは政府・防衛省が述べていることだ。

いわゆる「集団自衛権」という名の軍事体制が日米、日韓、日豪、日印、日英・NATOという軍事関係(ネットワーク)を作りあげ、実は米国支配層の軍事的優位性を確保する世界体制を構築・強化している。中国・ロシアと軍事的に対峙する世界世界体制を作りあげている。またテロの「脅威」から守るという名目で米・仏などが中東での空爆強化をしているのが世界の現実だ。

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File:Five U.S. Air Force C-130 Hercules cargo aircraft line up before taking off during readiness week at Yokota Air Base, Japan, on Feb 130221-F-WE773-983.jpg - Wikimedia Commons

その際、日本支配層が「同盟国」である米国支配層の求める世界秩序維持形成にどのように協力するのか、中東情勢と東アジア情勢にどう対応しようとしているのかが重要だ。まずこのメッセージを読み解くことが重要だ。

その意味で防衛大臣の記者会見が注目を浴びることは「いいこと」だ。
確かに稲田朋美の個別の発言、靖国神社参拝の許否、百人斬り問題、南京虐殺の問題を突破口にすることはいい。しかし重要なのはそこから先だ。
今からの未来に向けてどのような社会・世界を形成するかだ。その社会で軍事はどう扱われるか。軍事的・抑圧的関係性をどう終焉させるか、非軍事化させるか、こういう視点・作業に取り組もう。私はその観点で稲田に問いただしたい。記者にはそのような観点から稲田に聞いて欲しい。

(参考)

👉防衛省・自衛隊:予算関連

👉例えば、海上自衛官採用情報:リクルート:海上自衛隊

防衛大臣の記者会見で出ていない重大な質問がある。どうしても防衛省記者にして欲しい質問がある。
防衛大臣は、『防衛省自衛隊をどう認識しているか』という点だ。自己認識だ。
自衛隊に勤務している約24万人の自衛隊員、かつて自衛隊員だった者、「退役した」百万人以上の自衛隊員、その家族は心配と関心を持って見守っている。

👉自衛隊の現状を伝える内部の新聞  朝雲新聞社

👉(福利厚生について)防衛省・防衛省職員のための 両立支援ハンドブック

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また、日本財界・軍事外交官僚などの支配層は当然、興味・関心を持って見守っている。

👉例えば、帝国主義的支配層の研究会日本戦略研究フォーラム(JFSS)

👉経団連軍産複合体の諸君防衛産業委員会が2016年度総会開催 (2016年7月21日 No.3279) | 週刊 経団連タイムス

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 北朝鮮のミサイルに対する『防衛』防衛省前でデモンストレーション(笑)

 

だがこの事態を一番関心を持って見守っているのは、ひとりひとりのヒトだ。これからどうなるのだ、どうするのだと思っている人だ。日本人民と東アジア人民である。

なぜなら日本自衛隊暴力装置として抑圧の組織になるかどうか、それとも非軍事化を進められるか、最も関心があるからだ。一応の建前だけとしても「シビリアンコントロール」のコントロールタワーであり国民に対して「政治責任」を負担する建前である以上、最小限、防衛省記者会見で記者に以下のことは聞いて欲しい。

自衛隊とは何か』
『日本自衛隊防衛大臣はどう認識しているのか』

『現代の軍事、軍事戦略はどういうものだと認識しているのか』。

『そもそも自衛隊とは何か』

🌟🌟

(HP) 防衛省・自衛隊

 

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