〈稲田朋美防衛大臣〉南スーダンの自衛隊員より大切なのは、お金の話とヨイショ

    9月20日、稲田朋美防衛大臣防衛大臣記者会見 防衛省で行われた。その記録を防衛省のHPで読んだ。そこで稲田朋美南スーダン「視察」問題について再度、書いておく。

    稲田朋美防衛大臣南スーダンに「視察」に行くことになっていたが、稲田は行かなかった。


    しかし、記者会見では南スーダン「視察」中止に関連しては、9月16、20日のいずれの防衛大臣記者会見でも質問されていない。

    防衛大臣には、南スーダンでの『駆けつけ警護』『宿営地警備』という名の日本自衛隊による軍事力行使の許否の判断する任務がある。これは内閣の権限・責任だが、重要な責任を負うのは、防衛大臣だ。とすれば、南スーダンの状況を「視察」するのは防衛大臣の最低の任務として当然必要だろう。だが稲田朋美は、「マラリア予防薬を飲んだ副作用で体調不良」となり、南スーダンに行かなかったという。私の読者の方がどんな薬を飲んだんだろうという疑問を持ち、マラリア予防薬|マラロン|海外勤務情報このサイトを調べて教えてくれた。笑。敵前逃亡でないことを祈る。敵前逃亡なら、軍法会議にかけて、弁護士の「旦那さん」に弁護してもらうしかないだろう。(因みに日本に軍法会議はない。だから、コレは冗談だ。)

    奇妙なのことに、防衛省の記者会見では、南スーダン稲田朋美防衛大臣が「マラリア予防薬の副作用で」行かなかったことは記者から質問されていない。それとも防衛省の広報がこのような記者の質問は、記録から隠したのだろうか。

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稲田朋美 防衛大臣の航空自衛隊小松基地視察[中部航空方面隊] | 防衛省・陸上自衛隊・航空自衛隊(空飛ぶ)臨時広報室から。

 

    自衛隊員のことや日本自衛隊スーダン派遣など、二の次なのか。こう考えるのは私の邪推だろうか。その代わり次のことが聞かれている。

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お金の質問】

【記者】閣僚の資産公開についてなのですが、稲田大臣は、御家族の分を含めた総資産で、1億8千万余りということで、就任閣僚の中では最多ということになりました。また、御夫婦で借入れ金がありまして、その借入れ金が資産を上回るという結果になっておりました。

【稲田】私も、政治家になるまでずっと弁護士として、働いてきましたし、主人は今も弁護士として働いております。その上で、国務大臣として、資産に関して、公私混淆ということは、絶対に避けないといけないし、また、公共の利益のためにその職務を行っていくことは、当然だと思っています。

【記者】閣僚の資産公開の制度について、その手法や、やり方など、種々議論があるようですけれども、大臣は、閣僚の資産公開の意義については必要だとやはりお考えですか。

【稲田】私自身は、国務大臣として、その資産を透明化することは大変重要なことだというふうに思っております。一方で、今回も配偶者、なかなか自分がずっと経済活動をしてきて、そして、その資産を公開することについて、やはり配偶者自身のプライバシーであったり、自分のプライバシーについて、やや抵抗があったことも事実です。

(なお、下記毎日新聞の記事を参照されたい。)

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ヨイショ質問】 

【記者】本日から自民党内で総裁選任期の延長の議論が始まると思いますけれども、改めて大臣のお考えをお聞かせ下さい。

【稲田】自民党の良いところは、いろいろな意見をそれぞれが、しっかり議論して最終的に決めていくというところが自民党の良さですので、私は党内で活発な議論がされるべきだと思っております。

【記者】関連ですが、大臣としては、ポスト安倍総理大臣候補の一人として名前が挙がることがありますけれども、それについてはどうお考えでしょうか。

【稲田】どう関連しているのか分かりませんが、まず、総裁任期に関しては、自民党の内規ですので、自民党の中でしっかりと議論していく必要がありますし、やはり、こういった今の日本を取り巻く現状の中で、誰が一番総理に相応しいかということは、国益に直結する問題だというふうに思っております。

【記者】大臣は、かねてより、政治家であれば最終的には総理大臣になることだとお話をされていると思いますけれども、2年後、次の総裁選挙を意識することはございますでしょうか。

【稲田】私は、政治家として最終的な目標が総理大臣と言ったのではなく、やはり、それぞれ、政治家はやりたいことがあり、この国を良くしたいと思って政治家になっているので、どの政治家も総理大臣を目指しているというふうに思います。ただ、首相になれるかどうかというのは、実力や、運、タイミングや、その時の人の和、様々なものがあって初めてなれるものであるということも、事実だと思いますので、私自身は常に自然体で、今、与えられた事をしっかりやっていきたいと思います。

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    聞く方も聞く方だけど、稲田朋美氏の答えは、みんな定型句ばかりだ。

    どこかで書きたいが稲田朋美防衛大臣としての知識・能力はとても低いことが、防衛大臣定例記者会見の記録を読むとよくわかる。危険な兆候だと考える。誰が実質的に仕切って決定しているのか、戦前の陸軍参謀本部などによる決定方式と同じことにならないか。もともとの危惧が確信になりつつある。

 

    さらに、南スーダン派遣は新しい植民地主義の表れではないのか?

    私は、9月18日が柳条湖「事件」(柳条湖事件 - Wikipedia)=中国大陸での新しい軍事行動開始日だったことを忘れない。

    私にもこの「事件」の政治責任はある。だったら、南スーダン派遣問題はもっと大きな政治責任がある。今後も取り上げる。

 

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【参考】(引用)
防衛相が夫名義で川重、三菱重、IHI株

毎日新聞2016年9月16日 23時17分

 8月の内閣改造に伴う新任閣僚らの資産公開で、稲田朋美防衛相(衆院福井1区)が、夫名義で防衛装備品を受注する重工大手3社の株を持っていることも目を引く。内訳は、▽三菱重工業3000株▽川崎重工業6000株▽IHI8000株。

 装備品を調達する防衛装備庁によると、2014年度の企業別契約金額は▽三菱重工業が2632億円で1位▽川崎重工業は1913億円で2位▽IHIは619億円で6位。稲田氏が行政改革担当相を退いた14年9月時点の資産公開で3社の株はなく、それ以降に購入したとみられる。政府は同年4月に新たな防衛装備移転三原則を設け、それまで禁じていた武器輸出を事実上解禁した。稲田氏の事務所は取材に、防衛省トップが親族名義で防衛産業株を保有する是非について「答えられない」、購入の経緯は「配偶者のことなので承知せず、すぐには確認できない」と回答した。【山崎征克】(終わり)