水は命だ。その水を奪うな!〜米国・ノースダコタ州、パイプライン建設に反対する先住民族の闘い

    米中西部ノースダコタ(North Dakota)州の石油パイプラインの建設に先住民族が激しく抗議している。
 先住民族スタンディングロック・スー族(Standing Rock Sioux Tribe)が、1200マイル(約1930キロ)におよぶパイプラインの建設によって飲み水が危険にさらされるとしてパイプライン建設計画の中止を求めている。

 計画されている「ダコタ・アクセス・パイプライン(Dakota Access Pipiline)」は、スタンディングロック・スー族の居住地から約0.8キロ北に位置し、彼らの水源にもなっているミズーリ川(Missouri River)を横断する。

…………………………………………………………………

《People's World》10/7 最新記事から

《AFP通信 9/5》

緑の党党首は訴える!》

ロイター写真

………………………………………………………………………

f:id:pikoameds:20161009160306j:image

    水は命だ。その水を守れ。その水を奪うな。その水を奪う者は、われらの命を奪う者だ。おまえたちは我らの命を、またもや奪いに来た。
   

    かつて植民者はわれらのいのちを奪った。何度もなんども奪った。われらを殺戮した。われら先住民族はただ唯この大地に生きて来ただけだった。われらはこの大地で何千年もの時を過ごして来た。自然の中で自然のいのちと伴に生きてきた。時に躍動し時に悲しみ苦しみながら、生きてきた。だがわれらは何百年前原住民インディアンと呼ばれるようになり、土地と命を盗られた。俺たちは、俺たちのわれらの、命・土地を守る為に旗を立て弓矢を持ち植民者と闘いヤツらの支配を排除しようとした。俺たちは勇敢だった。勇気が要った。しかし敗れた。植民者はわれらを野蛮で未開だと言い放った。彼らはわれらを居留地という名の柵の中に押し込めた。植民者・侵略者は東から西に至り更に「太平洋」という名の海を越えて海の中の「島々」にも植民地を広げた。軍事基地も作った。そこで水爆の実験をやったヤツもいた。ヤツらは「野蛮人」の人体実験もやった。
    だがおれたちは生きた。押し込められた中でも生きた。生きたかった。俺たちは生きたかったから生きてきた。おまえたちとも共存してきた。おまえたちの中にもいい奴はいた。親身になってくれるヤツもいた。俺たちの仲間になってくれるヤツもいた。それでやっと生きてきた。

f:id:pikoameds:20161009175248j:image
    だが、だがだ。今度はお前たちは俺たちの水も取り上げるのか。俺たちはこの大地に生きてこの水を飲んで生きて来た。それだけだった。白人の水場の水でなく俺たちの水を汚し盗むのか。
    お前たちは、『俺たちの水』は汚しても「構わない」「しょうがない」と思うのか、「恐慌回避経済活性化発展」の為だったらその方が優先だ、巨大ガス燃料会社、鉄鋼産業会社、融資銀行には「利益」が生み出される。米国陸軍・司法省・内務省はそれを支える。国際自由労連を構成する世界資本家御用「組合」の組織の連中やらも俺たちを叩き出そうとする。逮捕させる。「労働組合」もけったくそ悪い。マスコミという名の宣伝隊は俺たちを大きく取り上げない。「公平」が大事だ。俺たちは「少数」だもんな。誰が俺たちを少数にしたんだ。そして大統領はレガシーを創り出そうとしてきた。レガシーを傷つけない為、やむなく少しだけ「調整」に入った。勿論大統領候補らも黙りだ。これが帝国の有様だ。帝国主義者め。

f:id:pikoameds:20161009174527j:image
    だが救いはあった。われらは自ら立ち上がった。俺たちは立った。仲間は来た。来てくれた。この課題を自らのこととしてきてくれた。俺たちには「国民はそれに相応しい政府しか持たない」とか訳知り顔で冷笑している評論家は要らない。為にせんとするヤツらも要らない。俺たちには俺たちと一緒に居てくれるヤツが友達だ。そんな友だちはたくさんいた。たくさんいる。俺たちと俺たちの仲間で怒ってないヤツは一人もいない。哀しんでいないヤツは一人もいない。植民者の末裔でも仲良くしたい奴らはいっぱいいる。そいつらに罪はない。仲良くしたい。再度やり直したい。だから仲間だと思って受け入れた。本気だと信じた。真実の言葉だと思った。だが本気だったのか。あゝオバマ大統領。こうして歴史は流れる。だが俺たちは歴史を流さない。そして生きる。生きることそのものがたたかいだ。ここで生きる。怒りながら哀しみながら眉を吊り上げてると嘲笑れながら、怒り哀しみ生きる。だが生きる。

f:id:pikoameds:20161009160340j:image
……………………………………………………………………………………
    この「事態」について私は、新聞「赤旗」(web版)石油パイプライン建設 遺跡破壊に先住民抗議/米政権が会社側に停止命令/ノースダコタ州 、  Democracy Now!で見た。だが私は当初、深刻真剣にこれを考えていなかった。(例えば赤旗記事は「遺跡の破壊」問題としている点に問題ありか。)
    ところが私が密かに畏敬する人のブログでこの「事態」を取り上げておられ私もその重大さについてやっと気がついた。その方は、三日間に渡りこの「事態」を取り上げていた(9/29)。参照記事映像は記事34本、映像は14本。その中のコメントはコンパクトだが視点は的確で現代のアメリカの実情を知る為にも有用だ。それ以上に中身はネイティヴ・アメリカン(先住民族)への強い愛情と共感と連帯と仲間意識〜悲しみと怒り〜に支えられたものだった。これだけの資料を集め纏め視点を提供するには労力といのち(時間)を捧げる必要がある。傍観者として物知り顔で国民(人民)を舐めくさり知識を集め振りかざすオレとは違う。これらに接して9月30日以降私は自分のヘッポコ「日記」が書けなくなった。
……………………………………………………………………………………
    AFP通信米政府、先住民が抗議する石油パイプライン建設を一時停止 AFPBB Newsが「客観的」にこの事態について「報道」している。比較的分かりやすいので、以下に貼っておく。中身が良いとは思わないが適当だろう。資料を「自分の資料」としておいておく。

 

  【9月10日 AFP】米中西部ノースダコタ(North Dakota)州の石油パイプラインの建設に先住民が激しく抗議し物議を醸している問題で、米政府は9日、連邦政府所有地での建設作業を停止すると明らかにした。また建設会社に対して周辺地域での作業の自粛を要請した。

 この問題については、先住民スタンディングロック・スー族(Standing Rock Sioux Tribe)が、1200マイル(約1930キロ)におよぶパイプラインの建設によって飲み水が危険にさらされるとして連邦裁判所に計画中止を求めたが、訴えは却下された。

 計画されている「ダコタ・アクセス・パイプライン(Dakota Access Pipiline)」は、スタンディングロック・スー族の居住地から約0.8キロ北に位置し、彼らの水源にもなっているミズーリ川(Missouri River)を横断する。

 スタンディングロック・スー族は、パイプラインによって周辺の文化的に重要な土地も破壊されると訴え、建設会社のエナジー・トランスファー・パートナーズ(Energy Transfer Partners)とミズーリ川の地下の建設計画の認可を行う米陸軍工兵隊(US Army Corps of Engineers、USACE)がこうした懸念に適切に対処していないと主張している(ミズーリ川の地下以外の土地についてはノースダコタ州が建設を認めた)。

 しかし、連邦地裁のジェームズ・ボースバーグ(James Boasberg)判事は、建設の継続が認められた場合にスタンディングロック・スー族が「損害を受けるという証拠は示されていない」として、訴えを退けた。

 ところが判決後、政府はこの件はさらなる検討を要すると述べ、さらにミズーリ川のダム建設でできた人造湖、オアヒ湖(Lake Oahe)付近の連邦政府所有地におけるすべての建設計画を停止するとした。

 陸軍と司法省、内務省は共同で声明を発表し、「オアヒ湖周辺の陸軍工兵隊所有地あるいはオアヒ湖の地下を通るダコタ・アクセス・パイプラインの建設について、陸軍は同地における過去の決定に再検討が必要かの判断を下すまで認可をしない」と明らかにした。さらに、「当面の間、オアヒ湖の西側と東側の20マイル(約32キロ)の範囲内のすべての建設作業を自粛するよう、パイプライン会社に要請する」と述べた。

 ダコタ・アクセス・パイプラインは、ノースダコタ州からイリノイ(Illinois)州まで4つの州にまたがり、イリノイ州からさらに国内の別の州にも石油が輸送される計画だ。ノースダコタ州で産出される石油の輸送コストの削減につながり、より安価なカナダ産の石油に対抗できるようになるとみられている。

 建設会社のエナジー・トランスファー・パートナーズは、計画は安全だと主張している。ノースダコタ州の規制当局は計画の安全性と文化的に重要な土地への影響について13か月間にわたって調査した上で、建設を認可した。

 パイプライン建設をめぐる対立は、全米各地の200部族ほどの先住民も巻き込み、世界的な注目を集めている。建設に反対する先住民や支援者が建設予定地近くにキャンプを張って数か月にわたって抗議を続けており、中には今年4月から抗議活動をしている人もいる。(c)AFP/Nova SAFO

f:id:pikoameds:20161009174815j:image
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
私のブログは徹底的に『主観的日記』でしたし今後もそうするつもりです。所詮カエルが考え感じた好き嫌いに過ぎない。コメント欄を置くのは当面止めます。
    また当面、特別でない限り皆さんのブログでのコメント欄への書き込みは致しません。今まで皆さんの所でコメントをしましたが、失礼いたしました。