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ぼくの町にも本屋さんがほし〜い 【無本屋地域の子どもにも本屋さんを】

竹内浩三さんの詩

「骨のうたう」替え詩 - AINU POLICY WATCHから。

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ぼくが住んでいる「町」には本屋さんがありません。
ぼくは密かにこの「町」を「無本屋地域」と名付けています。

ここでぼくの「町」というのは行政区画上の「町」です。
この町の人口は約1万3500人(女性6800人、男性6600人)。世帯数は約4600です。

昭和45年(1970年)からの統計を見ると、人口は約1万3600人(昭和45年)から1万5000人(平成14年(2002年)まで徐々に増加して、その後15年間、減少しています。人口そのものは約1500人(約1割)の減少です。
特徴的なのは、世帯数と一世帯当たりの人数が大きく変わっています。世帯数は昭和45年には2800余(世帯当たり人口4,8人)、それから45年経った平成27年には世帯数4689戸(世帯当たり2.9人)と世帯数は増加しています。この小さな町でも世帯構成が変わり、単身者、高齢者世帯が増えているということでしょう。
(因みに町役場の職員の平均給与は年約600万円(平成26年度)です。)

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(去年の写真です)

 

この「町」には本屋さんがありません。僕が十六、七年位前に”移住”してくる前からありませんでした。人から聞いた話では、この町には本屋さんはもともと一軒もなかったようです。大体お店やさんが少ないのですから本屋さんがあろうはずもありません。多くの人は農業、納屋を改造した一人か二人でやる”工業”、近くの都市に働きにいく、などで生活をしています。最近は当然農業人口は少ないです。

勿論、近隣の「市」に行けば本屋さんはあります。しかし少し大きな本屋さんに行くにはクルマで40~60分かかりますので、子どもは一人で本屋に行くという体験はできません。

こどもが本屋に行くということはどういう意味を持つのでしょうか。
僕は子どものころから本屋さんが好きでした。僕が子供の頃住んでいたところでは歩いて15分圏内に書店が8店、古本屋さんが2軒ありました。街の本屋ですから、いま思うと大したものは売ってなかったのかもしれません。確かに小学4年生の時、おとな版の『天文年間』が欲しくてたまらず、父親に新宿の「紀伊国屋書店」に連れて行ってもらったのですが、その他の本は僕の街の本屋さんのどこかで買えたような気がします。

書店で本を選ぶ、棚を眺める、お店のおじさんかおばさん、あるいは制服を着た店員さんにお金を払って本を渡してもらうという一連のありきたりの、”交換経済”の中での体験はとても楽しいものです。”交換経済”の前に親たちとの”闘争”があります。「こんな本が欲しいから、幾ら頂戴」という”闘争”(笑)です。真剣勝負の闘いです(笑)。この闘争に勝利しなければ、本は手に入らないのですから。(時々家事手伝いという邪魔をして少し小遣いを値上げしてもらいました。)

確か小学校5年生の時だと思いますが、誕生日のプレゼントに何の本がいいか、親に聞かれました。僕はその頃興味があった『ゲバラ日記』を買って欲しいと云ったところ、親父に激怒されました。母親にはそんな子に育てた覚えはないんだけど…と暫く愚痴を云われました。そうです!(笑)。子供には思想の自由(日本国憲法19条)や読書の自由(日本国憲法21条1項に定める表現の自由、13条個人の尊厳の保障から解釈上導かれる自由)が十分に保障されていないのです!( ´艸`)。まあ親に見つからないように本屋で何回も『ゲバラ日記』を立ち読みしました。エロ本を見るよりワクワクドキドキしました。本屋の親父がぼくが行くたびに苦い顔をしておりましたが、僕は「上客」だったから(笑)(嘘です)、許してくれたのかな。かれこれ50年位前の思い出です。

本屋さんを巡っては他にもいろんな思い出があります。
僕の体験が”いいもの””大事なもの”だから、こどもにも本屋体験が必要だと言うつもりはありません。しかしこの「町」のこどもたちにも【自分で本を買う】という体験をしてもらいたいと思うのですが…、さて僕の夢はかなうのでしょうか…。これが、こどもの日の夢です。

 

 

【追記】0710です。以下、まず引用させて頂きます。続く。


【とうとう憲法を変えると言い出した】
http://sohujojo.hatenablog.com/entry/2017/05/04/155834

【無血革命としての象徴天皇制
http://hajimetenoblogid.hatenablog.com/entry/2017/05/04/215944

憲法記日のスタンディング】
http://yonnbaba.hatenablog.com/entry/2017/05/03/150617

【安倍政権打倒だが、天皇は大事みたいな考え方は論理的に成立しないのです】

http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/03/04/220140

【非暴力の立場から】

http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2017/04/30/%E9%9D%9E%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E3%81%AE%E7%AB%8B%E5%A0%B4%E3%81%8B%E3%82%89