「自衛隊は自民党の〈私兵〉である」というテーゼは正しいか。(その2)

    稲田朋美防衛大臣の、東京都議会議員選挙での応援演説が問題になっている。

    稲田朋美氏は「防衛大臣として、自衛隊として、自民党候補者をよろしくお願いします」旨述べたそうだ。

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     稲田朋美氏のこの発言は、政治的中立性(憲法15条3項)の侵害、自衛隊法61条違反だと言われている。

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     確かにこれらの条文の精神に反すると言える。

     また、与党議員からも、閣僚の自覚が足りないという「批判」がでているそうだ。

      まあ、彼ら自民党の諸君は普段からこんなことばかり言っているから、口が滑っただけなのだろう。

      根本的な問題として、自衛隊(軍事組織)は誰のものなのか。誰からだれを守るのか?

      自民党の諸君は自衛隊は「自分たち」を守るものだと思っている。

      では自衛隊員はこんな親身に自民党が守ってくれていると思っているのか。

      以前こういうことがあった。

      参議院議員Qが防衛庁長官だった。その「子分」の市会議員Rが、ある幹部自衛隊員に、Q長官を紹介するから、会いませんか、と言ってきた。勿論、その自衛隊員は断った。執拗に言ってきた。市議会議員はその後、県議会議員になり、参議院議員になった。日本医師会の候補者だった。

      私はこのことをよく知っているし、覚えている。何故ならある幹部自衛官とは私の父親だったからだ。私の父親は旧陸軍士官学校、昭和25年警察予備隊、CGSを経ていた。

      そもそも自民党の議員諸君は自衛隊自民党の私物だと思っているから、自衛隊員は自分たちに投票し、国会議員様に会いたがるし、言うことを聞くと思っている。

       

      私は、自衛隊自民党の私物(私兵)だというテーゼは正しいと信じる。

      このテーゼが正しいと信じるなら、少なくとも以下の証明が必要だ。

       まず、❶私兵とは何か、❷自衛隊とは何か。❸さらに自衛隊(軍事組織)が自民党の私兵なら、それを国家国民のものとできるのか、それとも解体するべきか?それともこれを維持強化するのか?問われる。(つづく)

          

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