南西諸島「防衛」問題

南西諸島「防衛」という軍拡問題について小西誠さんの講演記録抄と動画の紹介を載せたところ ココ、この講演記録の全文はないですかというお尋ねを頂きました。
7月21日の明け方探したのですが見つからず、いまのところ講演記録全部は発見できていません。(「小西誠 大阪講演会}などで検索)。

ただこの講演会に参加したらしい方の記録があったので以下にメモしておきます。

小西誠氏講演会: たたかうあるみさんのブログ(なお僕はこの方がどういう方なのか知りません。アチコチ少し拝読させていただき、マア云ってることは「分かる」「マア共感する処もある」かな。。。(念の為))

 
以下私自身の意見「南西諸島防衛」「問題」メモです。


【1】南西諸島「防衛問題」は中国の(海洋=太平洋)「進出」に対抗する日本、米国、さらに英国(オーストラリアも含む)などの軍事的政治的な戦略的対応の一環です。
ぼくの理解によれば、帝国主義的支配構造(資本の維持)の維持拡大のため、また個別の軍産学の利益のために「南西諸島防衛問題」は作りだされていると思っています。

このことは何回もこのブログで触れています。


【2】南西諸島防衛問題と関連して『信頼醸成措置』について書いておきます。
日本政府は中国(政府)との間で所謂「信頼関係醸成」措置をとるということを、最近合意しました。
その内容は、まず、日中間での不測の軍事的衝突を防止するために、日中の軍隊間の連絡網を作り、ある軍事行動(例えば戦闘機の飛行、軍艦の航行、陸上部隊の移動)が何を意図しているのか、相手国の誤解を生じさせ、軍事的衝突につながらないようにするものです。

1976年9月、旧ソ連のミグ戦闘機の乗員が「亡命のため」、函館空港にミグ戦闘機が飛来着陸したことがありました。
この様な「事態」が起きた時にその戦闘機を迎撃すべきかどうかという判断を空自(当然、自衛隊に「連動」というより指揮命令している米軍)が行い「適切に」行動するためには「現場」レベルの情報網が必要になります。さもないと相手方の誤解が直ちに戦闘、戦争の端緒になるからです。


この様な不測の軍事的衝突防止の措置をとることは、不測の戦争を防ぐために意味があることだと(僕は)考えます。僕は前々からこのブログの中で防衛省自衛隊に対して「信頼醸成措置」をとれと云っています。なぜならフツウの勤労人民にとってこれは有利なことで戦争防止、帝国主義戦争を防止することは重要だと考えるからです。
ただこの様な現実的な提案でさえも、自衛隊防衛省讀賣新聞は嫌がっています。最近の彼らサボタージュ、嫌がりっぷりは讀賣新聞に書いてあります。

僕は未来の為には、現実の力関係を考慮して「平和共存」が当面の目標だと思います。

(おそらく総資本もそう考えているでしょう。伊藤忠商事社長会長・中国大使だった丹羽宇一郎などはその代表格で、今のところ日本労働者階級も止む無しか。)


【2の付記】

なおミグ戦闘機「飛来着陸」事件当時の自衛隊自民党筋のあわってぷりは大変でした。さらに日本右派勢力、反ソ反共勢力が大騒ぎしました。
僕も個人的にも記憶してますが、『自衛隊のリアル』という本の中に書いてあります。(なお同書は防衛大学校を卒業した毎日新聞の記者が、「自衛隊のリアル」を描いており、本人は「右翼」というわけでもなく「知識」を得るには一応評価できますし「役」に立ちます。僕はちょっと御本人の方向性が気に入りませんし本当に「リアル」が描かれているのか疑問が残りますし下手すりゃコリャ新手のキャンペーンだよなぁと思いますが、こういう本を「活用」するしか仕方ありません。)

http://pikoameds.hatenablog.com/entry/2016/03/23/041727