『君はどこにでも行ける 』(堀江貴文・徳間書店 ) イデオロギー装置としてのホリエモン

本書は、2013年頃徳間書店の雑誌に連載された堀江貴文のエッセイを大幅に変更、書き下ろしを加え、再構成し、2016年書籍として纏めたもの。少し古いが、日本の現状、アジアの発展、世界はどうなっているか、…に関して堀江貴文の報告。


本書の中身は どう儲けるか、そこに若者をどう参加させるか?というもの。

君たちは自由だ、どこでも行ける、なんでもできる、と若い人に呼びかけている。


⑴ アジアにはカネが集まる。香港、シンガポール、…中国、韓国、台湾、タイ、ベトナムバングラデシュ、インド、インドネシア

⑵ 成熟した欧米と示唆にとむ観光立国政策
   アメリカ、スペイン、オーストリアデンマークイスラエル、チリ・ペルー

⑶ そうは言っても東京は世界最高レベルの都市である。…ある種の「ニッポン」讃歌。
⑷ 国境ボーダーは君の中にある。僕たちに行けない場所は無い。…ニッポンはいい、キミたち若者は     自由だ
ヤマザキマリ堀江貴文の対談
     ニートでも十分に楽しく生きるっていける、内向きに閉じていくと超新星爆発が起こる終わり。
     そこで若いヤツら30前の連中がカネを集め自由に投資投機し、生きる姿を描く。

 

ホリエモンは面白くアジア世界のカネの動きを総資本から見て示す。

ただ2013年から 『ENTAME』徳間書店 に連載エッセイに書下ろしを加えて大幅、再構成したものだから、相当徳間書店編集部も手により総資本も意向が入れられ、ホリエモンはタダのアイコンじゃないかと思う。

総資本は「彼らから見た世界」が〈そういう〉状況になっているということを堀江を通して知らせている。と言える。国家独占資本・大企業の広告塔=堀江。

ホリエモンニッポン放送フジテレビ買収M&Aを仕掛けたり従来のエスタブリッシュメントに反発再編する「旗手」として登場。

しかし堀江はライブドア事件証取法違反を起こし刑務所に囚人として懲役を食わされた。

いまは総資本の意向に反することもない。もしちょっとオーバーランしそうだと、タタク。
男と手つなぎデート…調子に乗るとタタキが入る…(フライデー)、とやられる。


堀江と橋下徹と交代で宣伝をやってる。現代ニッポンで必要なイデオロギー宣伝。イデオロギー装置の構成要素としての堀江、橋下徹橋下徹、おま云う! 〜高校野球の選手は「兵士」

 

相変わらず図書館本。返却日は今日で私の後に予約が入っているので今日ザッと見てコメント雑記を書き返却。このような本が良く読まれている。はたしてみんなは「君はどこにでも行ける」というホリエモンの本を読んで何を思うのか?