「米国から〈見捨てられる〉」ことが一番怖い三浦瑠麗

三浦瑠麗の書評を評す。

三浦瑠麗は「日本平和思想」は「米国から〈見捨てられ(る)懸念〉を考えない」から不当だと言う。

讀賣新聞(9月16日(日)書評欄に三浦瑠麗の書評が掲載されていた。書評対象は『自主独立とは何か』(細谷雄一、新潮選書、前後編2冊)。

細谷雄一(慶應大学法学部教授、1971年生)の論稿は讀賣新聞日曜日の紙面でもよく見受ける。讀賣常連で日米安保条約積極肯定派。

三浦はその細谷の新著を通して自己の志向・立場を語っている。

 

三浦が言うには「日本平和思想」が不当なのは、アメリカから「『見捨てられ(る)』ことに対する「懸念」危険に全く関心を払わなかったからだという。

三浦瑠麗は言う。

憲法9条を受け入れた日本政府の政治判断は、天皇制と独立を維持するための苦渋の決断だったことが知られている(注1)。ソ連と中国、オセアニア諸国が日本に対[して]厳しい立場をとり戦後処理のプロセスに影響を与えようとする中で、言ってみれば(注2)日本の指導陣はアメリカを『選んだ』ともいえる(注3)。」((注)はブログ筆者、注は下方に記載あり。)

「そしてすべての複雑な論点が、対米従属か反米かという物差しで乱暴に整理され」「自己中心的な物の見方、視野狭窄」だという。

「いま、日本は激動する国際環境のなかでふたたび吉田茂的な政治家が求められている。」そして「自立的な思考のできる人間こそが吉田の思想の真の後継者なのである。」と三浦は結んでいる。

 

三浦は日本がアメリカから見捨てられることが最も恐ろしいことだと表明している。そして戦後政治指導部隊(自民党・財界)が日本がアメリカから見捨てられない様に行動したことを賞賛し今後もその路線を貫く様に推奨している。そしてこの様な三浦は総理官邸が主導している『安保懇』に参加している。

「安全保障と防衛力に関する懇談会」(第1回会合)議事要旨/

相変わらずの米国中心主義、拝跪だ。

 

なお讀賣新聞(9月18日)は中国が一層大きくなる(覇権)という状況にあるという記事を二面見開きぶち抜きで書いている。そして讀賣新聞一面は「シリコンバレー投資異変」という記事でトランプ政権のせいで中国からの投資が減りシリコンバレーが上手く行かず困っているいう「悩み」を報告している。

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これらが現在の実相だ。

 

三浦瑠麗「米国からの〈見捨てられ懸念〉を考えない日本平和思想」

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見捨てないで〜。
 ……………

(注1)ああ、瑠麗たん、「知られている」…誰に。ここ、受動態にする〜?

(注2)(注3)「言ってみれば」だと!…当に米帝を選んだの‼️国粋主義天皇はんも飴ちゃんを「選んだ」んやん。「民衆」の半分くらいもね。それが食う道と思ってね。

こんな注つけてもシャーないか。